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ここではひちゃこ先生について色々と研究しています。

ひちゃこ先生や作品について色々と書いてあります。推測が多いです。

 

 

ペンネームについて

「ひちゃこ」というペンネームはデビュー時から一度も変えることなく使っているものだと思われる。

こんな幼少期の愛称のような名前を漫画家のペンネームとして採用している点からしても、ひちゃこ先生の感性の可愛らしさを窺うことができる。

因みに「ひさこ」という名前の人は「ひちゃこ」という愛称で呼ばれることが多いので「ひちゃこ」というハンドルネームを使う人は他にも結構いる(まあ「ひさこ」の場合、愛称は「ちゃこ」が主流で「ひちゃこ」とはあまり言わないとは思うが)。

 

生年月日は?

小学生の頃に『月の夜 星の朝』を読んでいた、ピンポンパンを観ていた、中学生の頃にスーファミ(?)で遊んでいた・・・などから推測すると1970年代半ば頃の生まれだと思われる。誕生日は不明。

 

知名度って?

はっきり言ってあまり有名ではない。ひちゃこ先生を知っている人はファミ通キューブ+アドバンス読者か読売新聞でイラストや漫画を見たことが

ある人ぐらいである。その中からひちゃこ先生に興味をもちファンになったという人の数は更に少ないことだろう。それ故、ひちゃこ先生の漫画作品は単行本化されない傾向がある。ファンにとっては致命的な実情である。その為にひちゃこ先生は漫画家ではなくイラストレーターとして周知されている可能性が高い。

 

ファン事情

『ファミ通キューブ+アドバンス(ファミキュー)』読者が多いかと。ファミキューでひちゃこ先生の存在を知り、そこからずっとファンという人が多いかと。ひちゃこ先生は人目につく仕事をあまりしてないのでファンになるポイントも必然的に限られてくる。ファンになるきっかけは

ファミキューと読売新聞ぐらいである。ひちゃこ先生はタッチが独特なので絵を一目見て虜になるケースもあるので、雑誌や書籍の挿し絵を見て一気にファンになったという人も中にはいると思うが少数かと。彼女の描く絵が好きでファンになった、作中での彼女の気さくな人柄に好感をもって

ファンになった、などファンになったきっかけは様々だと思われる。

 

ひちゃこ先生はイラストレーター?

イラストレーターとしての仕事が最初の絵の仕事だったことや発売した単行本の数、イラストの延長のような漫画が多いことなどから「この人は

漫画家ではなくイラストレーターの範囲」と考える人もいる(もっともこれはひちゃこ先生に限ったことではないのだが)。

また、本人は漫画家という肩書きを使っているが、長編やストーリー漫画は描かず、漫画の仕事は主に4コマ漫画や数ページの読み切り漫画の仕事が多い。描く漫画の構成やカメラワークは全体的にシンプル。

ちなみに、『ひちゃこのゲーム体験記』単行本の質問ページで「職業はもちろんマンガ家でーす」と断言するなど、公に対しては肩書きは「漫画家」なんだとアピールすることが多いが、仕事を探す際などは「イラストレーター時々マンガ家」と自己紹介していたりする。このことから、「本当は

漫画家になりたかったが実際はどっちかと言うとイラストレーターになってしまっている。でも時々漫画の連載をしているので、肩書きは漫画家ということにして、自分は漫画家なんだと思い込みたい。」というひちゃこ先生の思いが読み取れる。

 

ファミ通キューブ+アドバンス連載の謎

情報誌や新聞で漫画やイラストを描いていたひちゃこ先生が一体どういう経緯でファミ通キューブ+アドバンスでの連載が決まったのか謎である。「ゲームが上手い、ゲームの知識が豊富、ゲーム雑誌に合う絵柄」ならひちゃこ先生の採用も納得できるが実際は「ゲーム下手、故に勿論ゲームの

知識はない、手描きコピック着色のアナログ仕上げでデジタルであるゲームとは逆の絵柄」でゲーム雑誌で漫画連載するような漫画家とは思えない。ファミ通は何故ひちゃこ先生を採用したのか非常に興味深い謎である。ちなみに後任漫画の『ヒメマルのゲームてんこもりっ!』の作者の姫野かげ

まる氏は昔からポケモンの漫画やイラストを描くなど任天堂関係の仕事をしていたのでファミ通から漫画連載の依頼が来ても不思議ではない。この

ように明確な因縁がある漫画家さんなら納得できるが、任天堂にもファミ通にも関係がないひちゃこ先生が採用されたのは何故なのか。

 

ひちゃこのゲーム体験記の謎

『ひちゃこのゲーム体験記』でひちゃこ先生が体験したゲームや行った施設はひちゃこ先生の独断で決められたことなのか疑問である。単行本収録の「ひちゃこマンガができるまで」にはゲーム選びはひちゃこ先生の一存で決められている様子が書かれているが、実際はファミ通側から次はこの

ゲームをやってくださいなどの指示があり、ひちゃこ先生はその指示に従って漫画を描いていただけだったのではないかと疑う人もいる。真実は

わからないが少なくともひちゃこ先生の興味だけに委ねてゲームを選んでもらうのではなく最新のゲーム、話題のゲーム、人気の高いゲームなどから

選んでもらっているのは確かである。

 

ひちゃこ先生の好感度

『ひちゃこのゲーム体験記』作中でひちゃこはゲームの難所に対して不満を言ったり、あまりの難しさにゲームを投げ出しかけたりすることはあるが、「つまらない」などのネガティブな発言は一切しておらず(たまに「面倒」と言う事はある)、ゲームを放棄する事はない。これも読者が好感をもった要所の一つと言えるだろう。

 

ひちゃこ先生の人柄って?

ファンレターに返事を出すなど、ファンや読者を大切にしていて、非常に好感のもてる人物。一方で、詳しい素性は明かさないなど、恥ずかしがり屋というか保身的なところもある。

 

ひちゃこ先生はぶりっ子?

自画像を可愛く描いていたり、漫画の作中で「あたしのほうがつよくてかわいい」と発言したり、ハートマークを多様していたり、一人称が

「ひちゃこ」や「ひーちゃん」だったりと、ひちゃこ先生はぶりっ子、自分大好きっ子なのではと一見思うが、そこがまた読者にうけていて、両性

から支持されている。普通なら女子読者から「何この漫画家、ぶりっ子なの?」などと妬まれそうだがそんなことはなく、女子からの人気も高い。

自画像を平気で可愛く描けるとは、女性漫画家にしては稀有なタイプである。

 

単行本の折り返しの「ひちゃこの自画像」について

『ひちゃこのゲーム体験記』単行本表紙の折り返し部分には、作者であるひちゃこ先生の自画像と作者名、作者のコメントが載っている。自画像は

バストアップで正面でTシャツ姿のひちゃこが描かれている。ベレー帽を被っていたりペンを持っている姿ではなくTシャツというラフな格好で描かれているのがひちゃこ先生らしい。また、初の漫画単行本の折り返しに載せる自画像にも関わらず、この自画像は普段通り簡素に描かれている。これは、飾っていない素の自分を巻頭に載せたいという思いがあったのか、それとも表紙用の絵の作画などに時間がかかってしまったために折り返し部分の自画像は即席で済ませたためこうなったのか、真相が気になる。

 

アニメ体験記未収録理由

『ひちゃこのゲーム体験記』単行本には『ひちゃこのゲームアニメ体験記』が全話の中で唯一収録されていない。その理由は公表されていないので

不明だが、作中にアニメや映画が現在放送、公開されているという情報が書かれてしまっているためだと思われる(単行本に収録する際には放送、

公開が終了しているのでその情報部分を削除しなければならないが、そこを削除してしまうとその部分が空白になり不自然になってしまう。削除しなくても放送、公開は終了していると明記するなどでもよいが、その編集作業も面倒だったのだろう。)。もしくは、アニメの著作権の問題かもしれない。あるいは、単行本のページ数の問題でたまたま省かれたのかもしれない。

 

ひちゃこ先生のデビュー作って?

ひちゃこ先生は「いつの間にか漫画家になっていた」というタイプの作家さんなのでデビュー作の特定は難しいが、この作品で名を馳すことができ、多くのファンを得ることもでき、彼女の漫画家人生で初めて単行本化された作品『ひちゃこのゲーム体験記』が彼女の漫画家としてのデビュー作と言って良いと思う。一番の代表作であることは間違いない。「ひちゃこ」といえば「ゲーム体験記」の印象が強いという人はかなり多い。

 

ひちゃこ先生がよく仕事をする企業

ひちゃこ先生が漫画家、イラストレーターとして最初に仕事をしたという情報誌や雑誌や新聞は現在のつながりから考えて具体的な社名を挙げると

学研、ベネッセ、読売新聞などである可能性が高い。

 

ひちゃこ先生と読売新聞

ひちゃこ先生は読売新聞関係の紙面で漫画やイラストを掲載することが多い。なぜ読売新聞での仕事が多いのか明確にはわからないが、ひちゃこ先生は漫画家になったきっかけを「とある情報誌で1年間ほどイラストを描いていたら他の雑誌や新聞から4コマ漫画の依頼が来るようになった」と

語っているので、この「新聞」がおそらく読売新聞だったのだと思われる。そのためそれ以来ずっと読売新聞から贔屓にされているといったところだろう。

 

ファミキュー連載時代のひちゃこ先生

『ひちゃこのゲーム体験記』連載中、ファンレターをくれた読者に対しては年賀状等で返事をしていた。中には年賀状に手書きのメッセージが添えてあったり数年間にわたって年賀状が届いたりする読者もいた。ちなみにファンレターは全部大切にとってあるという。また、この作品の連載中は、『ファミ通キューブ+アドバンス』本誌の付録シール用のイラストを描いたり、読者からの投稿イラスト掲載コーナーにて投稿されたイラストに対してコメントする(掲載するイラストを直々に選びもした)など、漫画の連載以外の仕事も受け持った。

また、ひちゃこのイラストがプリントされたGBASPの周辺機器『チャージボーイSP ひちゃこバージョン』が作られ、『ファミ通キューブ+アドバンス 2004年1月号』では読者プレゼント品として限定50個用意された。ちなみにこれは『ひちゃこのゲーム体験記』単行本では「世界で50個しかない超レアひちゃこグッズ」と紹介されている。

 

ひちゃこシールの作画

『ファミ通キューブ+アドバンス』本誌の付録シール用のイラストの作画は、2002年7月号のみデジタル作画だった。『ひちゃこのゲーム体験記』の

作画はずっとアナログ作画なので、ひちゃこ先生のデジ絵を見ることができたのは当時貴重だった。

 

男子からの支持が高い?

『ひちゃこのゲーム体験記』が連載されていた『ファミ通キューブ+アドバンス』は低年齢層を対象とした雑誌なので読者層は主に小中学生で、

ゲーム雑誌のため男子読者が多かった。ひちゃこ先生本人がほぼ100%投影されている自画像キャラ「ひちゃこ」が活躍する『ひちゃこのゲーム体験記』を読んで、絵の可愛さやひちゃこの言動などからひちゃこ先生に興味をもつ人も多かった。

 

ひちゃこ先生の絵柄って?

ほんわかとした雰囲気の可愛らしい絵柄。デフォルメ調で、とても好感のもてる絵。女性らしい優しいタッチで全体的に丸み帯びていて繊細な線で、変な言い方だが女子力が高いというか女性ホルモンが強いというか「いかにも女性の絵」って感じの可愛いらしい絵柄である。しかしただ可愛いだけではなく、魅惑的な愛らしさを孕んだ非常に独特な絵柄である。言葉で説明するのは難しいが、一見しただけで彼女の絵の虜になる者も多く、珍しいタイプの絵柄と言っても過言ではない。大衆に好かれる、好感のもてる絵柄であるため、新聞などの不特定多数の老若男女が目にする出版物での絵の掲載が多い。万人受けする絵柄と言っても良いかもしれない。実際、ひちゃこ先生の絵が嫌いだという人には会ったことがない(もっとも、この手の絵には最初から興味ないという人はたくさんいると思うが)。また、可愛らしさが強い絵柄なので幼稚さもある絵柄でもある。そのため子供向けの

コーナーの作画を担当することが多い。ひちゃこ先生自身が子をもつ主婦なので近年は子育て関係の雑誌などの仕事が多くなっているようだ。

人物の描き方はいわゆるデフォルメ調で、顔は下膨れに描くことが多い。鼻の描写を省略したり手足は指を描かず丸く描いて済ませたりすることも多々ある。人物の頭身は2~3頭身で描くことが多い。かつては『ひちゃこのゲーム体験記』でひちゃこが約5頭身で描かれていたりなど、人物を

高頭身で描くこともあったが、近年では低頭身で描くことが多くなっている。髪と目の描き方が特徴的で、髪はふんわりとしていて繊細で美しい印象を受ける。目は、目玉の線を二重に描くのが特徴的。ひちゃこ先生はとにかく目や髪の描き方が特徴的で言わば「顔がメイン」の絵柄なので体の描写にはあまり力を入れていないと思われる。そのため体の描き方は悪く言えば結構テキトーであり、人物の体はデフォルメされた顔に合うように簡素に描かれていることが多い。体の描き方で特徴的なのは特に首で、頭部に向かって首の太さを細くして描くのが特徴。ふっくらとしていて可愛らしいという理由で手や足の描き方を評価する人もいる。また、体は全体的に華奢に描かれることが多い。また、女性だけあって色彩感覚が優れており、特にコピックでの着色が非常に上手である。彼女の着色を絵の勉強の参考にする者も少なくない。しかし近年はデータ入稿での仕事が多いため、パソコンで作画することが多くなっている。以前(アナログ)の絵柄の方が好きだったという者が多く、近年(デジタル)の絵柄は以前と比べてあまり評価されていないようだ。『ひちゃこのゲーム体験記』(アナログ作画)は単行本化されたのに近年に描いた漫画が単行本化されていないのがその証拠なのかもしれない。ちなみにひちゃこ先生は、本田恵子氏の作品に影響を受けたと語っているが、ひちゃこ先生の絵柄や漫画のテイストは本田氏のそれとは似ていない。それどころかむしろ絵柄も漫画も対照的と言ってもよいぐらいである。幼少期に本当に本田氏の作品のようなステキな漫画を描きたいと思っていたなら、絵柄は本田氏の絵柄に近いものになっていると考えるのが自然だが実際は違うので、ひちゃこ先生の絵柄はどういう経緯でいつ頃開発されたのか非常に気になるところである。

 

ひちゃこ先生の好きなもの

第一に漫画。好きな食べ物はパフェ、チョコレートケーキ、肉まん、ニンニクいっぱいのネギみそラーメン。好きなタレントはKinKi KidsやV6の岡田准一やトム・クルーズ。美形に弱いらしい。また、趣味は画材屋巡りや旅行、カメラにも凝っている。ちなみに、山形県民はラーメン好きらしい

ので、ひちゃこ先生が「ネギみそラーメン」が好きなのは県民性からきているのかもしれない。

 

ひちゃこ先生はお金持ち?

『ファミ通キューブ+アドバンス』で漫画連載していた頃は毎月ゲームソフトを買ったり『ポケモンセンター』で大量のグッズを買ったりしている

ので、ひちゃこ先生は元々経済的に余裕のある人だと思われる。絵の仕事だけでそんな生活ができるほどの収入があったとは思えない。

 

ひちゃこ先生はオレンジ色が好き?

『ひちゃこのゲーム体験記』では本体カラーがオレンジのハードを使っていたり、単行本の表紙や文章の色などもオレンジ色が使われているので、

ひちゃこ先生はオレンジ色が好きなのだと思われる。ちなみに、『ファミ通キューブ+アドバンス』の『ひちゃこのゲーム体験記』掲載ページの

ページ数やページ端の一行コメントもオレンジ色で書かれている。

 

NHK春ちゃん公式4コマ初代作画ひちゃこ説

絵柄が近いという理由から一部の人たちの間で「春ちゃんの4コマ描いてるのってひちゃこ?」という噂が広まったことがあった。実際は別人の絵でひちゃこ先生は無関係。ちなみに管理人は絵柄が似ているとは思わない。

 

漫画家ではなくマンガ家?

ひちゃこ先生は漫画という言葉の表記は漢字ではなく「マンガ」とカタカナで表記することが多い。何かこだわる理由があるのだろうか。

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